渋谷で働く東大生起業家のブログ

現役東大生がITで起業してみました。日常のリアルや日頃の思考をアウトプットして行きます。

非連続的成長を可能にする逆算の思考回路

非連続的な成長を生み出す合理的な方法

他と比べて圧倒的な成長実現している会社や人というのがこの世にはあります。売上を1年で10倍に成長させる会社や、たった1年で素人からプロの有名カメラマンになる人などいます。

これは成長と言って適切なのかは分かりませんが、僕も周りの普通の学生に比べると非連続的な成長をしている部類だとは思います。

3年前はほんとうに普通の大学生で、インターネット起業とはまったくの無縁でした。パソコンもWindowsしか持っていませんでしたし、エクセルすらまともに使えませんでした。体育会系の普通の大学生で、週6で部活に励んでいました。しかし、今では出資を貰って事業会社で起業しており、就活をしている周りの大学の友達と比べても色々知見も広いと思います。

僕は本当にただの端くれの一例に過ぎないのですが、今回はこうした非連続的な成長を生む考え方はどう言った考え方なのかを書いていきたいと思います。

イメージを超えた目標設定を行う

非連続的な成長の為に必要なのは、2つです。

①非連続的なゴール設定をすること

②そのゴールに対してのプランを設定し行動に移すこと

 

まず、非連続的な成長(成功)をしている人で、たまたま成長・成功している人は、ほぼいなません。そういう人たちは、ゴールを設定して、そこから逆算的に成功する方向に進んで梶を切っています。起業について例で言うと、たまたま機会があってやってみたことが、たまたま稼ぎに繋がって、たまたま事業として拡大し、たまたま成功した、みたいな話は超レアなケースです。

なので、非連続的な成功をする為には、非連続的なゴールを設定することからはじまります。ここでポイントなのが、ゴールはあくまで非連続的であった方がいいと言うことです。自分の今の状態(ステータス)から連続的に考えるのでは、非連続的な成長は実現しません。

例としていうと、僕は東大生です。将来に関してゴール設定をする時に、「東大生だから外資系の良い会社に就職しよう」、みたいな思考回路はいけてないです。ここでは、「僕は映画を撮りたいから映画監督になろう」のように、自分の現在のステータスに関わらずゴールを設定します。そして、この時にできるだけ詳細にゴールを設定することが大切です。

たとえば、映画監督の例でいうと、「何年後に」「何人を観客に動員する」「どんな俳優女優を使って」などです。

ゴールを設定することで、やるべき行動が変わって行く

設定したゴールに対して、あとはそこから逆算的に行動計画を立てていきます。この時にマイルストーンも設定します。

たとえば、非連続的なゴールとして「新垣結衣と結婚する」を設定したとします。普通に生活していたら、このような非連続的なゴールは設定されません。普通にゴールを設定すると、「可愛くて性格の良い人と結婚する」みたいなゴールになります。繰り返しになりますが、今の自分からは想像もつかないような非連続的なゴールを設定することがポイントです。

 

すると行動計画は、「どうやって新垣結衣と結婚しよう」という思考に基づいて設定されます。すると、ITで起業してIT経営者になって芸能人と仲良くなって新垣結衣と知り合いになって新垣結衣と結婚しよう、とか、自分も俳優としてデビューして有名になって新垣結衣と共演して新垣結衣と結婚しよう、みたいな行動計画が立ちます。

 

これが、「可愛くて性格の良い人と結婚する」というゴールだと、オシャレしようとか年収を上げようだとかが行動計画になります。

 

前者の行動計画だと、次の日からやることは、「俳優のオーディションを受けよう」とか、「IT起業するために情報収集しよう」とかになります。後者だと「格好良い服を買いに行こう」とかになります。

 

これが3年くらい続くとどうなるか。前者的な意思決定をずっと続けていれば、新垣結衣ではなくとも、中条あやみあたりといつか知り合いになって結婚できるかもしれません。後者の意思決定をしていると、ダイナミックな意思決定が発生しない為、新垣結衣と結婚できることはおそらくないでしょう。

大切なのは非連続的なゴール設定を有無非連続的なイメージ力

ざっくりと非連続的成長について説明をするとこんな感じになります。実は、行動設計は本質ではなく、ゴール設定が本質です。行動設計に関して言うと、ずっと目標に向かって走り続けることが大切です。継続をできる人はあまりいません。

重要なのは、どれだけ今の自分からかけ離れたゴール設定をできるかです。それに当たって重要なのは、イメージ力です。今の延長戦で考えずにゴールをイメージする知的創造が非連続的成功の第一歩です。